君に捧げる歌

東京芸術劇場小ホール1
矢崎かわいい矢崎かわいい矢崎かわいい。
汚れた大人で済みません(土下座)
夢とか友情とか恋とか大人なんて社会なんて というありがちなテーマの青春群像ミュージカル。中学生とその保護者に観てもらいたい感じ。演劇教室的なノリでした。
まあ・・ありがちな分、きちっと作ってはあったし歌もダンスも良かったしチケット半額だったし、いいかな、と。
ただヒロイン<保泉沙耶>の死因「原因不明の奇病」にもう少し説得力が欲しかったなあ。。 長くは生きられない事が判っていて、治療法はなく(でも薬は処方される)、踊れる程には元気(に振る舞える?)だけど、倒れてから数日後に死亡?
・・どんな病気だ。
ひとつ、すごく好感を持ったのは、オネエのコテツ<加藤昇>に言い寄られても、マッキー<土倉有貴>があんまり厭な顔しないで、仲良くステップ教えてもらったりしてたこと。 オネエキャラって大概は相手に疎まれて『キーッ!!』ってなってるのを客が観て笑う、くらいの扱いが多いのに、マッキーはそれなりに受けとめてあげてるの。素晴らしい。実際にはそんな子、滅多にいないけどな。

悪くないけど・・6000円でもう一度観たいか、って言われるとちょっと難しいです。でもすでに再演が決定しているそうですよ。ぇー、