少女革命、ではないと思いたい。

一瞬ウ_テ_ナ?って思ったけど、あのお嬢さんは性自認女だしTVって訳でもないんだよね。話の結末はどうなったんだっけ?
大概恥ずかしいらぶすとーりーだがとりあえず書き留める。これってBLなのかしら?という自分に対する問いかけ。実は2次創作なので登場人物の名前は仮称。ヒカルは原作では非トランスの純男のはず。

<登場人物>

  • ヒカル(FTM)
  • 修司(男)
  • 実加(女)

三人とも高校生。

ヒカルはFTMで周囲の理解もあり、男子の制服を着て学校に通っている。少々線が細いのは否めないがパスもできている。ヒカルは転校生の実加に恋をする。人懐こい性格の実加とヒカルが親しくなるのに時間はかからなかったが、どうやらヒカルは実加の好みのタイプではないらしく、なかなか友人以上には進展しない。ヒカルはもどかしい片思いを続けていた。
ところがある日、実加は試合で出会った他校の男子に好意を抱く。自覚的ではないものの、実加の彼に対する態度は明らかにヒカルへのそれとは異なっていて、ヒカル本人は諦めきれないでいるが、友人たちからは無理だという声が強くなる。
そんな中、ヒカルがもっとも信頼を置く幼馴染の修司がずっと暖めていたヒカルへの恋心に気が付く。しかしそれは理解者を演じながらも、女としてのヒカルを求めている自分の矛盾に対する気づきでもあった。女として誘いをかけるヒカルの夢を見た朝、修司は苦悩する。男友達として屈託なく話すヒカルの肩を抱き寄せて口付けたい衝動。
やがて想いは溢れて修司はヒカルに自らの裏切りを告白する。「お前が好きだ」と。ヒカルは驚き一度は修司から逃げ出すが、数日後、修司の携帯にヒカルからのメールが届く。ただ一言『話がある』。

修司の告白に驚きはしたものの不快感を覚えるでもなく、ふとした時に思い返せば実加への想いは断ち切れないままにどこか嬉しくも感じている。 自分は男ではないのか?ゲイ?バイ?実加への恋心は?修司は? ヒカルは悩み、苦しみ、自分自身のアイデンティティが揺らいでいることに怯えていた。どれだけ考えても答えの出ない問い。しかし、相談したい「誰か」を探すとき、真っ先に浮かぶのはいつも修司だった。
意を決して修司と向き合ったヒカル。そしてヒカルは修司に告白の真意を問う。


―書きかけ中断―