『FROGS』3/16 19:00

兄弟に会いに行ってきました。すみません嘘です。 池袋で俺の魂の半身(妄想)の柳澤<トミー>貴彦を視姦してきました(それもどう。
終演後はレポというか、まあ恒例の萌暴走(熱暴走?)な感じで姐さんに電話して困らせてやりました。


以下ネタバレです。
えー、中身は結構薄いです。まあ・・テーマもありがち? この舞台自体が、若い男の子が歌って踊って、というのを見せるショーの要素が強いから、そこまでストーリーに深みは必要ないんだろうけど。語りで展開をショートカットしたりとか、ちょっと安い感じがした。 本は喜安らしい面白さで小ネタ満載。演出・装置もなかなかです。カエル様はちょっと微妙だったけど。雨が降るんだよ!すごいよ!

客電が落ちると雨音(生!)そして舞台上手にうずくまっているのはカケル(ドーリ)、蛍光グリーンの衣裳で雨に誘われて踊り出す。
で、アマネ(塁斗)と仲間たち3人で登場。衣裳が・・ピンク!へそ出し!つか・・へそに判創膏を「×」に貼ってる!やっぱりカエルだからか、カエルだからなのか!? 衣裳の丈が短いせいで、腕を上げたり逆立ちしたりすると胸に着けたワイヤレスの本体がチラチラ見えて気になる・・背中の方が良いんじゃないの、それ?
しかし・・ドーリ背ぇ伸びたなぁ。伸びた伸びたと言われる塁斗をも軽く越してます。夏の立海やばいんじゃないかと。や、月末のドリライもすでにヤバイんだろうが。
そこへカケルを探してテル(トミー)が駆け込んで来る。衣裳は黄色。眼鏡のフレームも黄色。やっだこの子、ナマで見ると半端なくかわいい!!(落ちつけ)大してかわいくないところが良い(失礼)とか言ってたくせに俺。すごいかわいい。ヤバかわいい。(だから落ちつけ)
っていうかこの席良すぎる!舞台上の役者と顔の高さがほぼ一緒で、真正面を真っ直ぐに見てベストアングルという非常にすばらしいポジション。ありがとうロー●ンチケット!
侵入者のカケルとテルを探しに来たのがフクロウ(植卓)。でもみんな「フ」が言えてないゾ。。どうしても「クロ」にしか聞こえません*1。衣裳は青。真面目なようで白痴キャラ。可哀想属性。彼は声が・・低めかなーとは思っていたけど、顔より老け声(笑)。でも良い味出してる。この子けっこう好きになれそう。
ストーリーは台詞で進めて、ダンス見せて、という飽きはしないけど「芝居好き」にはちょっと微妙な流れ。
回想シーンでカケルとテルが人間の姿に戻ります。カケルの父親の声は岸谷さんでした。夏の設定で薄着ですが、きっと上にカエル衣裳を着るせいなんだろう。着替えてる暇はなさそうだし。ドーリはTシャツの上にタンク、えっらい細いです。折れそう。トミー、タンクトップ1枚、ソフトマッチョです。愛。首から肩にかけてのラインがもろツボで死にかけた。で、二の腕が太くて綺麗に筋肉陰影がついてて血管浮いてて・・触らしてください!!(キモイ人がいる) そしてワイヤレスを身体に固定するサポーターみたいのがチラ見え。肌色のベルト・・
捕まって牢に入れられた(?)カケルとテル。うつ向いて縛られた手を見つめるカケルに対し、後ろ向きに胡座をかいてなにやらゴソゴソやりながら「うー」とか「あっ」とかうめくテル。客席ではさざめくような笑い声。 くるりと振り向いて「はずれないよー」と手首に絡まるツタを示すテル。そうやって汚れた女子をからかって・・チキショウ。狙ってやってるのは分かってんだよ! 別に騙されもしない。劇場版エヴァのシンジ君だけで十分ですそんなのは。
アマネに助けられ、脱走したカケルとテル、成り行きでついて来ちゃったフクロウは二人を人間に戻すための方法を探して縄張りを出ます。舞台ツラでやるちっちゃいフリがなんかかわいい。ごめん、黄色い子しか見てなくて。途中お婆さんに会ったりお婆さんになったりして「トノサマガエル」の元を目指す。とりあえず植卓のお婆さんはかなり斬新だった。無理だってアレ。トミーは抽斗少ないなりに頑張った。
ネルケではここしばらく早口言葉が流行っているので、今回もありました。日替わり早口言葉。
この日は「交響曲(こうきょうきょく)」と短く難易度低め。前日・前々日が結構大変だったようで、簡単なものになったのでしょうか。1発目、トミー成功。客席から拍手。ドーリ「こうきょうきょく、こうきょうきょきゅ、きょうきょうきょく!」客席からは笑い声とかなりパラパラの拍手。結局塁斗も微妙に失敗、植卓は全然だめ(かわいそかわいい)で、ドーリのリベンジもやっぱり失敗。とまともに出来たのはトミーだけだったにもかかわらず「まあいいよ」的なお情けっぽい神の声で早口タイムは終了。
フィナーレは名無しのカエルさんたちもそろって全員でポルノ・ハルイチの書き下ろしたテーマソングを歌って踊ってEND→カーテンコール。ラストのダンスはそれぞれソロパートもあって、もちろんトミーの必殺クリケットも披露。植卓も本編はあまり踊るとこなかったけど、ちゃんと上手かった。


独り言*今後に期待する事。とか。
ドーリ:実際若いから仕方ないんだけど、彼のダンスはどうしてもまだ「キッズダンス」みたいなガキ臭さがある。でっかくなれよ、青少年。。あと滑舌悪いです、相変わらず。主役のくせに一番グダグダでしたヨ。(´−`)
塁斗:顎・・(禁句)しいて言えばこいつも滑舌か。キャラ作りとか良く出来てたし、この公演としてはこのノリとテンションを維持してがんがれー、くらい。
植卓:表現力はあるのに技術が追いつかない、って感じかな?? 芝居経験少ないみたいだし、千秋楽が楽しみ。今後の別の舞台とか。人前での仕事のキャリアは長いんだし、慣れの問題かも。あのカワイソキャラが素だったらものすごい応援したい。
トミー:一人だけ異常に台詞多かったよね? 今回では一番芝居の出来る子だから仕方ないんかなー。最年長なのに背の順で一番下っぽいのは・・若いうちに筋肉つけ過ぎたんじゃないのか。別にいいけど。ダンサーは食えないから「踊れる役者」として息の長い活動を望みます。個人的には。たぶん彼は年取ってもやっていけると思うから。


あと20・21日で3公演。がっつり観てきまっす。うは。

*1:追記:実際「クロ」と呼んでいる個所もあったようです。