RUN&GUNステージ第2弾 YooSoRo!

@銀河劇場(天王洲)
出演:上山竜司, 米原幸佑, 永田彬, 宮下雄也(以上RUN&GUN)
森山栄治, 鷲尾昇, 井上優, 風間由次郎, 小宮孝泰, 松村武, 藤田記子


モヤモヤする! なんかモヤモヤする!!
とにかく説明的な台詞の多さが鼻につく。
時代背景など、前提として知っておきたい事も確かに多かったが、幕末史なんて興味のある人間には、あーうんそーねーっつーところも多いし。 ホットマンやハリスのキャラクターは、見ている最中は笑いを誘うが観劇後の印象としては消化不良。息抜きにしたって唐突すぎる。RUNGUN/吉本、ということで新喜劇的なイメージか? それなら多少は納得がいくものの。。
メリケン人のハリスが日本→ヤポンと言っていたのも・・言葉は変わる物なので、当時はそうだったのかもしれないが、少々疑問。それからハリスに関連して、榎本は英語を習ったと言っていたはず。実際には習っただけで身についていなかった訳だが、周りの5人はもう少し榎本を頼る素振りがあってもいいのでは?
劇中でも突っ込まれていたものの、百姓で長いこと外にも出ていない大作があれだけ世の中の事に詳しいのはやっぱり違和感を憶える。
前に観た松村作品の『燻し銀河』が良かっただけに色々残念。
ゆうじろさんがとてもかわいかったことと、小宮さんの徳川慶喜だけが救いだよ。あと若者に混じって独りだけ30代で一所懸命踊ってたワッシー。


しかし永田はいつまでたっても大根だなぁ。。一口に悪いとは言わないけど幅がない。良くも悪くも普通すぎる。